血圧が高い状態がしばらく続くと血管にストレスがかかるために動脈硬化が進みやすくなり結果、脳卒中や新血管系の病気に発展しやすくなります。
薬で血圧を下げストレスを和らげることはこれらの合併症を予防するという意味でも大切なこととなります。
現在の高血圧治療薬にはカルシウム拮抗剤と呼ばれるものが主流となっていて、血管が収縮するためには血管の平滑筋細胞の中にカルシウムが流入する必要がありますが、このカルシウム拮抗剤はカルシウム流入を妨げ血管の平滑筋を緩めることにより降圧作用をあらわすのです。
カルシウム拮抗剤の中にノルバスクというものがあり、これはカルシウム拮抗剤の中でも半減期が非常に長く約40時間とも言われ、この特徴のために降圧作用の現れ方が緩やかで作用時間が長い(効き目が持続する)という優れた特徴を持っています。
半減期が短い短時間作用型降圧薬もありますが、急な降圧のために交感神経が興奮し動悸が起きたりと副作用の心配もありますが、ノルバスクは緩やかなため、こうした心配も少ないと言えるでしょう。
また長い時間効果が続くために、飲み忘れなどがあった場合でも急な血圧上昇が見られにくく、安定した血圧が持続することからノルバスクの効果の強さ(高さ)がうかがえます。
また一般にカルシウム拮抗剤はジュースとの飲み合わせ問題がある場合があり、薬の代謝が抑えられるために薬が高濃度で長く体内にとどまり、効きすぎてしまう(血圧が下がりすぎてしまう)場合もあり注意が必要ですが、このノルバスクはその飲み合わせにも問題もほとんどないとされており、こういった使いやすさも特徴の一つと言えます。
半減期が非常に長いため効果が持続しているのかどうかはっきりしない部分もありますが、勝手に薬を減量するのはお勧めしません。
自身の判断でするのではなく専門医の管理のもとで行うよう注意が必要です。