ノルバスクという薬は、主に狭心症や高血圧の患者さんに処方される医薬品です。その主作用は、心臓の筋肉の収縮を抑えることと、冠血管から末梢血管に至るまでの血管を広げることで血流を良くすることです。このため、狭心症の主な症状である冠不全を改善することができます。また、末梢血管まで広げることができるので、血圧を下げる効果があり、高血圧の症状を抑える効果があります。
しかし、ノルバスクも医薬品ですから、副作用もあります。ノルバスクの副作用としては様々な作用が報告されていますが、消化器への副作用も良く知られています。即ち、消化不良や下痢・軟便、或いは便秘や口内炎などです。その中でも、この薬を服用している人が自分でも分かる副作用として、嘔吐があります。ノルバスクを服用した後に嘔吐してしまった場合は、そのことをノルバスクを処方した医師にすぐに連絡する必要があります。このような副作用の症状が出た場合には、薬の量を減らしたり、使用を中止する必要があるからです。場合によっては、呼吸困難などの更に悪い副作用が起こる恐れもあるので、速やかに医師に連絡することが大切です。
連絡を受けた医師は、ノルバスクによって抑えようとしている病気と、その服用によって発生する副作用の危険性を考慮して、処方する薬の量を減らすか、使用を中止して別の薬に変えるかの判断を行います。従って、患者さんが自己判断で薬の服用を中止してしまったり、或いは逆に嘔吐しても薬を飲み続けてしまうと、医師には副作用の情報が伝わらないため、更に症状が悪化した場合の対処などができなくなってしまいます。このような状況は、患者さんにとって大変危険な状況ですので、ノルバスクの服用によって嘔吐する等、身体に異状があった場合には、すぐに医師に連絡することが大切なのです。